*All archives* |  *Admin*

2020/06
<<05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  07>>
十一月五日の出来事 (2)
IMG_2810+2_convert_20101114054358[1]a






十一月五日の午後、ももをケージから出した時、ももはそれま

でで最も興奮した状態で、巣作りをしようとしているように見

えました。






口に牧草をくわえたまま、更に毛布や、ティッシュペーパーを

くわえてケージの中に運び入れていました。





それだけでは足りないと思ったのか、ビニル袋やカーテン、そ

の上私が着ている服(上着)や靴下もくわえようとして引っ張

り始めました。











IMG_2688+2_convert_20101112205131[1]a



私は、そんなももの様子に愕きながら、病院に行って手術を受

けようと話しかけました。






その時のももの巣作りの様子の一部は、十一月七日付けの記事

に載せた動画でも御覧いただけますが、その時の私は、「何を

話しても今のももには通じない。ももの本能の強さの前には、

私は無力だ。」と感じていました。







そして、色々と考えて決断したつもりだったにも拘らず悲しい

気持ちでいっぱいになり、涙が次々と溢れて来るのを止めるこ

とが出来ませんでした。





私は、そんな自分の反応に愕きましたが、もものために良かれ

と思って頭で判断したつもりでいても、その考えを私の心はま

だきちんと受け入れることが出来ていないのだと、その時感じ

ました。











IMG_2791+2_convert_20101114054100[1]a




この問題に関しては、手術することが良いとか悪いとかいう考

えは、私にはありません。







どちらを選んでもリスクが存在する以上、飼い主とうさぎさん

の個性・事情に由って、それぞれが、その時点で良いと思う考

えを選んで行くしかないのではないかと、私は思っています。














IMG_2802+2_convert_20101114054305[1]a



ふと気付くと、さっきまで巣材を求めて目の色を変えて動き回

っていたももが、泣いている私のそばに静かなお顔で寄り添っ

てくれていました。






私は、その時のももの落ち着いた優しい表情を見て、ももは、

元に戻ったと思いました。









ついさっきまでの、何かに憑かれたように動き回るももとは全

く別の生き物のようでした。




その日の午後、ももは、一瞬で変貌しました。






その時までのももは、私の話など全く聞く耳を持たず荒れ狂っ

ているように見えましたが、私の反応をよく観ていたのだとい

うことが、その時分かりました。











私は私の真横に来て、心配そうにも見える表情で、私に寄り添

っているももと目が合った時、ももと心が通じ合ったと感じま

した。





そして、「良かった。ももはもう大丈夫だ。」と、心の中で確

信しましたが、一方頭の中で、「それは、私の一方的な思い過

ごしかもしれないから、本当にももが落ち着いたかどうか、こ

れから見守って行かなくてはいけない。」とも考えていました。








その時から一週間以上経ちましたが、ももはその時を境に巣作

りをしなくなりました。







ももの巣作りの本能が静まる時刻と、私がももに話しかけた時

刻が、偶然一致しただけと考えることも出来るかもしれません

が、私は、あの時、ももと心が通じたと思っています。






そして、一瞬で変わったももと、もものその後の様子を見てい

て、ももは、それまでの不満を全部、巣作りの本能と一緒に爆

発させていたのではないかと思うようになりました。













IMG_2793+2_convert_20101114054210[1]a



「苦しみ、愛し、悩み、考え給え。」とリルケは言っていまし

たが、巣作りの本能に翻弄されているように見えるももの姿を

見た私が、『苦しみ、愛し、悩み、考え』ていることを、もも

は感じとり、その瞬間にももの大きな怒りが解けたように、私

には思えました。









私のそばにいるももの眼差しからは、了解・納得した様子が感

じ取れました。













IMG_2832+2_convert_20101114054444[1]a



丁度季節の変わり目のももにとって難しい時期に、色々なこと

が重なって起きたため、ももの不満が増幅されて、大きな怒り

のようなものに変わってしまったように、私には思えました。










例えば、ももがウ○チをばら撒いて注意され始めた時期に、蕗

がウ○チを床に落とさなくなって褒められたこと、お遊びの時

間がずれたことなどに加えて、フードタイプのマットを見てホ

リホリの衝動が止まらなくなったことなど、ももを興奮状態に

する出来事が続いてしまったことも、今回の巣作りの本能を更

に強める結果になったようにも思えます。












ももは、十一月五日の出来事以降、巣作りはぴたりとしなくな

りましたが、季節の変わり目になると、今迄もそうだったよう

に、お部屋の隅々までパトロールしては、ウ○チをばら撒こう

としています。











それは、私にとっては困ることではあるのですが、ももの巣

作りのすさまじい姿を見た後では、ささいなことに感じられる

ようになってしまいました。













IMG_2541+2_convert_20101112204847[1]a



以上で、十一月五日の出来事と、その時私が感じたことについ

ては、ひととおり書いたつもりです。私の思い込みに過ぎない

こともたくさんあるかもしれませんが、その日、私が感じたこ

とを記録できたと思っています。












子育てを通して、どんどんナチュラル志向になって行った私に

とっては、現在健康と思えるももの身体に、将来の病気の予防

のために開腹手術をするということは、万一のことや、手術後

のことなどを考えると、すぐに決断出来る自信はなく、これか

らも悩み続けて行くことになるかもしれません。










今回の巣作りのようなことが、これから何度も続くような時は、

ももの心身の負担を考えて踏み切ることが出来るかもしれませ

んが、現在の大変甘えっ子なももの様子を見ていると、出来れ

ばこのままで過ごさせたいという考えも捨て切れずにおります。











迷っているうちは書かないつもりでおりましたが、十一月五日

にももと私の間に起こった出来事について書くためには、避け

て通ることは出来ないため、避妊手術に対する現在の心境も

書かざるを得ませんでした。手術については、どちらを選んだ

場合も、うさぎさんとより良く生きるためであると、私は思ってお

ります。











(リュリュママの本日のお気に入りの一枚)


IMG_2781+2_convert_20101114053932[1]a


クリックしてね、幸福のポチ。どうぞよろしくお願い致します。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


Secret
(非公開コメント受付不可)

気持ちが通じる・・・
私は動物が大好きなんですが、やっぱり異種のものであるから、絶対的な意思の
疎通はできないのだと思っています。言葉が違うように、意識も違うのだ、と。
でも、『気持ちが通じる』っていう感覚、よく味わいます。
なんていうんだろう・・・私が心の底から思っているという『何か』を動物が感じ取って
くれるような感覚と言うんでしょうか。
動物は常に心の底から考え事をしていると思うので、そういうときの人間は動物に
近づくのかもしれません。

リュリュママさんが心の底からももちゃんのことを考えて、思わず涙が出てしまう
ほど考えたときの『何か』を、ももちゃんは感じたのでしょうね。
『友達』か『仲間』か『親』か、どのような感覚かはわからないのだけど、自分に
関係するものを感じて、リュリュママさんに寄り添ったんだと思います。
読んでいてそれがよくわかり、私も涙してしまいました。
きっとそれを感じて、ももちゃんは安心したんでしょう。もう頑張らなくても大丈夫
なんだと理解したように思います。

避妊手術のこと、悩んで当然です。だって、大事なわが子の血を流すことですもの。
うさぎなどの小動物は、繁殖するために生きているようなものなので、子宮を
使わないと病気になりやすいのだと聞いています。
(フェレットのメスなどは繁殖しないなら子供のうちに子宮摘出するのは鉄則だそう)
そこで提案ですが、ももちゃんの定期健診を兼ねて、獣医さんとの信頼を重ねて
それから判断したらいかがでしょうか。
健康状態と、その獣医さんの人柄や技術が分かると思いますよ。

長々と書いてしまい、申し訳ありませんでした。

うさうささんへ
素晴らしいコメントをいただき、ありがとうございます。

私が、ももとのことで記録として残しておきたい、出来るならば他の人にも
伝えたいと思った出来事を、今日の記事に書きたかったのですが、中々思う
ように書けず、「この記事を読んで下さる方がいるのだろうか・・・。」と、
少し沈んだ気持ちになっていましたので、
うさうささんのコメントを読ませていただいて、とてもうれしく思いました。

長くて拙い文章を読んでいただき、ありがとうございます。
そして、私の伝えたかった気持ちを読み取って、的確なコメントをして下さ
って、ありがとうございます。

あの日の出来事は一瞬のことでしたが、ももは、大切な何かをしっかりと受
け止めてくれたと私は感じました。
うさぎさんとこんな風に気持ちが通じ合うことがあるとは、ももと暮らすま
で、想像出来ませんでした。

うさうささんは、『気持ちが通じる』という感覚をよく味わって来られたか
ら、あの時私が経験したことを理解して下さったのかもしれませんね。

うさうささんにいただいたコメントにはいつも励まされておりますが、
今回も色々とありがとうございます。

フェレットの治療に関しては第一人者と言われている野村獣医がうさぎ
について書かれた本を、ももと暮らすより前に読んだことがあるのです
が、草食動物であるうさぎの内臓は、肉食動物である犬・猫等に比べて
複雑で、手術も難しいと書かれていたように記憶しています。
フェレットも肉食動物なので、うさぎに比べれば手術のリスクは低いの
かもしれないと思っています。

その本が出版された頃より、うさぎの手術に関しては技術も進んでいる
のかも知れませんが、確か、うさぎの歯の治療も麻酔を使わず行なうと、
その本には書かれていたように思います。

その本の内容に関しては、ネットで批判されている記事もみかけました
し、時代も進んでいるので、うさぎに対する麻酔のリスクも下がってい
るのかもしれませんが、うさぎは、犬や猫に比べて麻酔に対する耐性が
弱く、複雑な内臓を持っているため手術も難しいという点は変わってい
ないのではないかと思っています。

それでも、以前、うさうささんがコメントして下さったように、うさぎ
の手術に関しても、時代とともに進歩しているというのは、心強いこと
だと思っています。

ももが、もし手術をお願いするとしたら、どの動物病院にお願いするか
は決めています。
少し前に夫ともそんな話を致しておりましたが、
うさうささんがおっしゃるように、ももの健康診断の折に色々と相談し
てみるつもりでおります。

いつもながらたくさんの良きアドバイスに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
プロフィール

リュリュママ

Author:リュリュママ
オカメインコの蕗(ふき)とライオ
ンラビットのももと暮らすリュリュ
ママの日記

ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ↑ ランキングに参加致しております。 クリックして頂けると更新の励みに なります。 どうぞよろしくお願い致します。
復興への願いを込めて
IMG_9009+2_convert_20110407143828[1]
FC2カウンター
このブログについて
このブログはオカメインコの蕗(ふき♂)と、 うさぎのもも(♀)と、夫と、大学生の娘と、 高校生の息子と暮らす主婦・リュリュママ の日記です。

036+2_convert_20101118231049[1]b

蕗(ふき):オカメインコ♂ 2007年7月生まれ 2007年7月20日、 我が家に迎えて差し餌をして育てた。我が家で5代目のオカメイン コである。紙が大好きで、紙をかじって遊んでいる時は、大変攻撃 的になるが、普段は明るくおしゃべりが上手でいたずら好きのイン コである。爪切りが苦手。

076+3_convert_20101118233354[1]

もも:ライオンラビット♀ 2008年7月生まれ 9月のある日、 リュリュママがペットショップで出会ったうさぎを忘れることがで きず、2008年9月20日、我が家に迎え、ももと名付ける。 ベッドをくるくる回して遊ぶことが好き。蕗が注目を集めていると 不機嫌になるが、普段はなでなでの好きな甘えっ子で、リュリュマ マ&娘を完全に籠絡しているようである。蕗と同じく爪切りが苦手。

2010年1月5日 記

2016年8月2日追記

ももは、2016年7月29日、八歳でお月様に 帰りました。

(ももをお迎えしましたペットショップの方の お話では、ももは7月下旬生まれとのことでござ いましたが、我が家では覚えやすい8月1日を仮 のお誕生日としてお祝いすることに決めておりま したので、これまでブログ内ではそれをもとに表 示して参りましたが、今回のことを機に、より正 確に表示することに致しました。御了承願います。)

(カウンター設置:2010年5月13日)


蕗とももの宝石箱
IMG_6249+1_convert_20120925101935c.jpg
最新記事
カテゴリ
簡易型うさぎの年齢計算機(グラフィック版)