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2017/11
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ももの最後の御挨拶
こんばんは。







今年の六月か七月頃の出来事だと思うの

ですが、もものお野菜とふやかしたペレ

ットをのせたトレーを床に置きました際、

私の背中の下の方が少し見えてしまった

ことがございました。





私はトレーを置いて直に直すつもりでお

りましたが、ももは目敏くそれを見つけ

て、私が座っております場所と後ろに置

かれた蕗のアクリルケースの間の狭い場

所を私の背中にももの身体を擦り付けな

がら何度も往復したことがございました。

ももは、普段お洋服に覆われている私の

背中の感触を楽しんでいるようでもあり、

ちょっとした悪戯を面白がっているよう

でもありました。私はそんなことをする

ももがとても可愛く思え、ももが気の済

むまでお洋服を直すのを待っていたこと

がございました。








ももがお月様に帰ってからの日々は、あ

まりにはやく過ぎ去って行くように思え

ますが、石のように心が硬くなっている

時や号泣してしまう時を繰り返しながら、

少しずつ現実の世界に戻りつつあるよう

にも思えます。






今回の記事は前回の記事の続きでござい

ます。よろしければ御覧下さいませ。








七月二十九日夜のももは呼吸をすること

も一層辛そうになり、時折お部屋の隅に

行ってそこで身体を休めていました。




大学ノートに記したメモによりますと、

ももは夜の八時二分から八時二十分まで

お部屋の中を時々移動していたようで、

私はそんなももを見守り続けることが辛

くなったのでしょうか、自分でもその時

の行動を「何故。」と思うのですが、そ

の日のももの急激な変化に強いショック

を受け、通常の判断力も鈍ってしまって

いたように思います。





今振り返りますと、どうしてこの時もも

の傍にずっといなかったのでしょうとい

う思いでいっぱいになりますが、その時

の私はももに、「ももちゃん、お風呂を

沸かして来ますから。すぐに戻るから待

っていてね。」と声をかけお部屋を出ま

した。もしかしたら、数分間お部屋を出

ることで自分の気持ちを何とか立て直し

たかったのかもしれません。






ももはその時、お部屋の奥で私に背中を

向けてケージの横に置いたガラスの密封

瓶にお顔を付けておりました。






お風呂の準備を終えてもものいるお部屋

に戻ろうとしました時、夫が帰って参り

ましたので玄関で出迎え、夕方、夫にメ

ールで頼んでおりましたもものためのり

んごを購入出来たかを尋ねました。



夫は「あったよ。」と答えながら、その

場でバッグからりんごを出して手渡して

くれました。その頃の私は体調が悪化し

て行くももに何も出来ないことに心が混

乱しておりましたので、正常な判断が出

来なくなっていたのだと思いますが、受

け取ったりんごを持ってキッチンにすり

おろしに行きかけました。




途中で、「先にももにこのことを知らせ

なくては。」と思い直し、りんごをお膳

の上に置いて和室に向かいました。







襖を開けますと、ももは入り口の近くの

ミニテーブルの下に置いたプラケースに

お顔を向けて俯せに倒れておりました。





私は大変なショックを受けました。まさ

かももがこんなにはやくに旅立ってしま

うなんて・・・と思いながら、お部屋の

時計を見ますと午後八時二十九分でござ

いました。



私がお部屋を出ましたのは、八時二十分

とメモ書きしておりましたのでお部屋を

出ていた九分間の間にももと離れてしま

ったと悲しい気持ちでいっぱいでももを

抱き上げようとしました。




ももを抱き上げている途中、ももの身体

にはっきりと生気が蘇ったことが感じら

れました。




「良かった。生きてる。」と思った瞬間、

私の口から、「あっ。ももちゃん。」と

いう声が出ていました。




そしてもものお顔をもっとよく見ましょ

うと思い、ももにお顔を近付けかけた時、

私の身体の背中から左の脇の辺りがふわ

りとした感触に包まれました。そしてそ

の直後に私の左腕と左頬を、何かが触れ

ながらサッと上に上って行きました。





それは、以前ももが私の背中をももの身

体で擦りながら何度も往復を繰り返しま

した時と同じ感触でございました。




私は、自分の身体にふわりとした感触と

ももが私の左腕と左頬に触れながら通り

過ぎて行く感じを受けました時、ももの

お顔をもっとよく見ましょうと覗き込み

かけている途中でしたが、思わず自分の

左肩辺りを振り返りました。そこには何

も見えませんでしたので、その時は、何

か錯覚でも起こしたのかしらと思い、改

めてもものお顔を確かめようとしました

が、その時は、抱いているももの身体か

らも、もものお顔からも先程はっきりと

感じた生気は消えていました。




夫は襖を開けたまま、私の右側の少し離

れた所、廊下に立ってその時の様子を見

ておりましたが、夫の目にも何も見えな

かったとのことでございました。






ももは、もしかしたら玄関で話す夫と私

の声を聞いて最後の力を振り絞って出入

り口の近くまで来てくれたのかもしれま

せん。





私が襖を開けた時、ももは意識が遠のく

状態にあって、私が抱き上げた時息を吹

き返し、それまで何とかとどまっていて

くれたももの魂がももの身体から離れて

私の左腕から左頬に最後の御挨拶をして

お空に帰ってしまったのかもしれないと、

その時のことを何度も思い返しながら、

そう考えるようになって参りました。




ももの写真や大学ノートに残されました

記録から分かりましたことは、ももが私

の腕の中から旅立ちましたのは、七月二

十九日午後八時三十一分から三十二分だ

ということでございます。ももをお迎え

しました時のペットショップの方のお話

では、ももは七月下旬生まれとのことで

したので、八歳にはなっていたと思いま

す。








私はももがお月様に帰ったことを、娘と

息子にメールで知らせるべきか一瞬迷い

ましたが、特に娘は帰宅途中の電車の中

で号泣してしまうのではないかと思えま

したので、二人には帰宅後に知らせるこ

とに致しました。





帰宅後の息子も娘も大変なショックを受

け、娘はその場で号泣しておりました。




先に帰宅しました息子にまずもものこと

を話し、その後帰って参りました娘にも

う一度同じことを話しました。




その時は、ももが俯せに倒れております

ところまででお話を終えておりました。

それに続いて起こりましたことは私にと

って不思議な出来事で、心身ともに疲れ

て混乱しておりました私は、その出来事

を自分の中で謎のままに置いておりまし

た。




暫くして心が落ち着きましてから、二人

にそのことを話しますと、娘は、「やっ

ぱりももちゃんはママに最後の御挨拶を

したのね。その時がももちゃんの最期だ

ったのよ。最初にお話を聞いた時、おか

しいと思っていたわ。ももちゃんの性格

から考えてママに御挨拶なしで旅立つな

んてありえない・・・。」と申しました。




拙ブログを長くお読み頂いている方の中

には御存知の方もいらっしゃるかもしれ

ませんが、ももは子うさぎの頃から御挨

拶うさぎでございました。





夫の帰宅時にはいつも、「お帰りなさい。」

の御挨拶をしておりましたし、もものお

野菜を息子がすり潰してくれますと、「

ありがとう。」の御挨拶を必ずしており

ました。





ももは最期の時まで立派な御挨拶をして

旅立ちました。









ももは私にとって、明るく華やかで美し

い憧れを凝縮したような存在でございま

した。



ももは大変高い身体能力を持ち、それを

聡明な頭脳で上手にコントロールしてい

ました。私が小さくちぎったお野菜を手

から与えました時など、絶対に私の指先

を噛まないよう注意深く上手に食べるこ

とも出来ました。





与えられた環境の中で、私が投げた毛布

を運んで来たり、クッション枕を立てて

遊んだり、ベッドをくるくる回したり、

様々な工夫をして楽しく暮らすうさぎさ

んでした。お茶目でユーモアの感覚も持

っている楽しいうさぎさんでした。





至らないところも多々あったとは思いま

すが、娘も私ももものお世話は最後まで

全力を尽くしました。ももには毎日、

「あの時ペットショップでももちゃんに

会えてよかったわ。来てくれてありがと

う。」と話しかけておりましたが、最後

の精一杯の御挨拶をして旅立ったももに、

「ももちゃん、素晴らしい日々を本当に

ありがとう。」と心を込めて伝えました。







ここまで文章ばかりの記事になってしま

いましたので、今年の六月十八日に撮影

しておりました写真を掲載致します。







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今上の三枚の写真を眺めますと、ももは

クッション枕を立てる力も少しずつ弱く

なっていたのかもしれません。







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ももは二〇一三年九月十六日(五歳一か

月)の朝から硬いままのペレットや牧草

を食べることが出来なくなり、ふやかし

たペレットと小さくちぎった大量のお野

菜を一日三回頂くようになりました。




そんな生活が二年と二か月余り続きまし

たが、二〇一五年十二月四日(七歳四か

月)、小さくちぎったお野菜も食べるこ

とが出来なくなり、それ以降はふやかし

たペレットを一日三回と、トレーに山盛

り一杯のお野菜を一種類ずつ小さくちぎ

った後すり潰したものを最初の頃は一日

に二回、ももの食べることの出来る量が

減って行くにつれてお昼の分のお野菜の

量は減って来ておりましたが、それでも

少しでも沢山食べてもらいたいと思い、

種類や量に変化を加えながら与えて参り

ました。



娘はお野菜をすり潰しながら、「ももち

ゃんは余裕で十歳を超えてくれると思っ

ているから。これからもどんどんすり潰

すわよ。」と、夏が近付いてももの好む

葉野菜の種類が減って来ることを嘆く私

に申しました。それは六月の終わり頃だ

ったように思います。私も娘の言葉に励

まされ前向きな気持ちでもものお給仕を

頑張っておりました。





ももに元気に十歳を超えてほしいという

私達の願いは叶いませんでしたが、もも

は大切なことを沢山私達家族に教えてく

れました。



「ももちゃん、本当にありがとう。」





御覧頂きありがとうございました。





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復興への願いを込めて
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このブログはオカメインコの蕗(ふき♂)と、 うさぎのもも(♀)と、夫と、大学生の娘と、 高校生の息子と暮らす主婦・リュリュママ の日記です。

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蕗(ふき):オカメインコ♂ 2007年7月生まれ 2007年7月20日、 我が家に迎えて差し餌をして育てた。我が家で5代目のオカメイン コである。紙が大好きで、紙をかじって遊んでいる時は、大変攻撃 的になるが、普段は明るくおしゃべりが上手でいたずら好きのイン コである。爪切りが苦手。

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もも:ライオンラビット♀ 2008年7月生まれ 9月のある日、 リュリュママがペットショップで出会ったうさぎを忘れることがで きず、2008年9月20日、我が家に迎え、ももと名付ける。 ベッドをくるくる回して遊ぶことが好き。蕗が注目を集めていると 不機嫌になるが、普段はなでなでの好きな甘えっ子で、リュリュマ マ&娘を完全に籠絡しているようである。蕗と同じく爪切りが苦手。

2010年1月5日 記

2016年8月2日追記

ももは、2016年7月29日、八歳でお月様に 帰りました。

(ももをお迎えしましたペットショップの方の お話では、ももは7月下旬生まれとのことでござ いましたが、我が家では覚えやすい8月1日を仮 のお誕生日としてお祝いすることに決めておりま したので、これまでブログ内ではそれをもとに表 示して参りましたが、今回のことを機に、より正 確に表示することに致しました。御了承願います。)

(カウンター設置:2010年5月13日)


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